お知らせ

2019.07.12

運営推進会議

第43回運営推進会議を行いました。

*運営状況・活動状況報告

*身体拘束・虐待防止委員会内容報告、ご意見

 ①令和元年5月15日(水)
  <事例:くるみユニット>
  ・議題 :インフルエンザ等の感染時期に、感染疑いのある方(熱が出た等)

       に居室で過ごしてほしい旨を伝えるが、リビングで過ごすことを

       望まれる方がいた。認知症の無い方で、自分は感染症に罹ってい

       ないと思っている。自分の生活リズムのある方を、無理に居室に

       連れて行くことは身体拘束にあたるのか。

  ・改善策:本人のためにもきちんと説明して、個々の性格に合わせた声かけを

       考えながら納得してもらう。また、消毒や加湿をしっかり行う。

  ・その後の経過:現在は発症していないので、発症時には改善策にて対応する。

  ・ご意見:(O様)感染症の疑いがあるならば、仕方ないと思う。拘束と考え

          るのではなく、感染を拡げない対処としては仕方ないと思う。

       (Y様)熱を測ったり、マスクをしたりされているんですね。

       (I様)その方の居室の環境整備が出来ればいいと思う。リビングで

          テレビを観ているのであれば、居室にもテレビを置くなど

          し、出来る範囲で隔離される側の環境を整える。

          「待っててね」では入居者の方は納得しない。具体的にゴー

          ルを伝える工夫が必要だと思います。

 

 ②令和元年6月12日(水)

  <事例:ひのきユニット>

   78歳 男性 認知症があり、特定の職員に対して介護依存のある方です。

   日中は排泄自立、夜間は覚醒状態も考慮し、移乗時と排泄時は見守りを

   行うことになっている方です。

  ・事例 :現在、夜間のみ移乗・移動が見守りとなっているが、職員によっ

       てはフットレストの上げ下げ・下衣の上げ下げ介助を希望する時

       がある。排泄動作が出来る自立の方であるが、本人より要望があっ

       た時に自分で出来る事を手伝わないのは虐待に繋がるのか。

  ・改善策:職員の対応の統一(特養職員に聞き取りし、何ができて、何がで

       きないのかを把握する)。その上で出来る事・出来ない事を線引き

       し、自助努力をしていただく。体調によっては出来ない事もあるの

       で、その日の様子を夜勤者に引き継ぐ。引き続き、付添の介助を行

       うことで、転倒事故を未然に防ぐ。

  ・その後の経過:特養職員に聞き取りを実施。現在、身体状態の低下により

          自身にて動くことが難しい状態で、7/10から移乗時は2人に

          て介助を行っている。今後、身体状態の回復がみられてきた

          際には、聞き取りを行った対応で統一を図っていく。

  ・ご意見:(O様)本人が好きな職員さんなのかな。

       (Y様)出来る事はやってもらった方が良いと思う。見守りを継続

          して出来ない事だけ手伝えば、虐待にならないと思う。

 

*評価・要望・助言

 ・入居者代表

  (W様)将棋をやりにさくらの杜のデイサービスに行ったが、相手が強

      かった。ふくろうの杜はいいところです。今は別に不便はなく

      安心して暮らしている。

  (O様)白内障の手術をしました。次は逆の目です。みんなの顔が見られ

      るようになって良かった。目が見えるようになったら、皆とどこ

      か行きたいと思っている。運動とか、バレーとかやってみたい。

      昔は立山にも山登りをした。みんなと一緒に何かしたいと考えて

      います。

 ・家族代表

  (F様)皆さんに良くしてもらっている。入居者の方が甘えられるのは、

      皆さんに優しくしてもらっているからだと思います。

  (O様)在宅にいる時、ショートステイを目一杯使っていて、使える日数

      の上限がみえてきた時にこちらに入れていただいて良かったと

      思います。

      いざ母を入居させてみて、罪悪感でいっぱいの時もありました。

      今は、こちらに入れてもらって感謝しかありません。

      数分でも面会に来ることで、私自身も楽な気分になります。近所

      の方や周りの方にも「ふくろうに入れて良かったね」と言ってく

      れる方がいて、私も本当にいい施設に入れて良かったと思ってい

      ます。

 ・地域包括支援センター

  (I様)特にありません。

      映画鑑賞とかっていいですね。映画も懐かしいと思います。

 ・地域住民代表

  (Y様)今年もふくろうの杜を借り、9/1に老人会で敬老会をやらせていた

      だきます。踊りやマジック等を予定しているので、見に来てくだ

      さい。

 

*その他

 ・災害時の協力依頼及び防災情報について

  〇ふくろうの杜概要について説明

   1.利用定員

   2.入居者状況

   3.職員数

   4.消防設備

   5.非常口

   6.消防訓練

   7.マニュアル整備状況

   8.備蓄品

 〇災害時警戒レベルについて

  「警戒レベル4で全員避難」

  水害・土砂災害について、市町村が出す避難情報と、国や都道府県が出す防災気象情報

  が、5段階に整理されました。今後は「警戒レベル」で避難のタイミングが伝えられます。

  「警戒レベル3で高齢者等は避難」となります。自治体から既にリーフレットなど配布さ

  れていると思いますが、皆様にもお知らせしたいと思います。

 

 警戒レベル5

  <避難行動等>既に災害が発生している状況です。命を守るための最善の行動をとりま

         しょう。

  <避難情報等>災害発生情報:災害が実際に発生していることを把握した場合に、可能

         範囲で発令

 警戒レベル4(全員避難)

  <避難行動等>速やかに避難先へ避難しましょう。公的な避難場所までの移動が危険と

         思われる場合は、近くの安全な場所や、自宅内のより安全な場所に避難

         しましょう。

  <避難情報等>避難勧告、避難指示(緊急)

         地域の状況に応じて緊急的又は重ねて避難を促す場合に発令

         (市町村が発令)

 警戒レベル3(高齢者等は避難)

  <避難行動等>避難に時間を要する人(ご高齢の方、障がいのある方、乳幼児等)と

         その支援者は避難をしましょう。その他の人は、避難の準備を整えま

         しょう。

  <避難情報等>避難準備・高齢者等避難開始(市町村が発令)

 警戒レベル2

  <避難行動等>避難に供え、ハザードマップ等により、自らの避難行動を確認しましょう。

  <避難情報等>洪水注意報、大雨注意報(気象庁が発表)

 警戒レベル1

  <避難行動等>災害への心構えを高めましょう

  <避難情報等>早期注意情報(気象庁が発表)

 

  火事や災害に備え、必要な設備を設けたり、訓練を実施したり、マニュアルを整備するなど

  しておりますが、もしもの時、特に夜間や早朝は職員が手薄になることからも、地域の皆様

  にご協力を頂ければと思いますので、何卒よろしくお願い致します。また、逆に地域の皆様

  が被災されるなどした場合には、施設を開放したり、出来る限りの協力をさせていただければ

  と思いますので、今後ともよろしくお願い致します。

関連施設
  • 【さくらの杜】宇都宮市の特別養護老人ホーム
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