お知らせ

2024.07.24

第73回運営推進会議

会 議 等 記 録 簿

会議名 第73回運営推進会議                       場  所 ふくろうのもり会議室
日 時 令和6年7月19日(金)                    PM 3時30分 ~ PM 4時30分
出席者 下記のとおり
記録者 相談員
テーマ
 1.出席者
    入居者代表・・・・・A様、B様(意見を事前聴取)
    家族代表・・・・・・C様、D様
    地域住民代表・・・E様(民生委員)
    地域包括支援センター職員・・・・F様(田原)
    施設職員・・・・・・・施設長、生活相談員

 2.運営状況・活動状況報告
   (1)運営状況
    ①特養月別入退居者数状況
5月 6月
入居 1名 0名
退居 2名 0名
    ②特養月別入退院・外泊者数状況
5月 6月
入院 3名 2名
退院 0名 1名
外泊 0名 0名
    ③特養月別延べ利用者数・稼働率
5月 6月
延人数 843名 818名
稼働率 93.8% 94.0%
    ④ショート月別延べ利用者数・稼働率
5月 6月
延人数 452名 394名
稼働率 72.9% 65.7%

   (2)活動状況
    ①行事実施状況
      5/23消防訓練、5/29入居者健康診断
      6/26消防訓練   その他各ユニットで誕生会、レクリエーション、ユニット調理、手作りおやつ等実施

    ②ボランティア等受け入れ状況
      5/20床屋
      6/17床屋
 制限をかけ、床屋のみボランティアを再開しました。その他のボランティアについては引き続き中止とさせていただいております。

    ③ホール使用状況
 新型コロナウイルス拡大防止のため、ホールの使用を一時中止とさせていただきました。

    ④地域との交流
      なし

    ⑤実習の受入
      栃木介護福祉士専門学校 2年生(2名)   6/3~6/21

 3.身体拘束、虐待防止委員会内容報告、ご意見
   ①令和6年5月8日(水)
    <他施設での事例検討>
 介護施設での高齢者虐待は毎年過去最多を更新し続けている。2023年に虐待が発覚した特別養護老人ホーム「つつじ荘」は、改善計画書を市に提出しているが、それで組織の体質は改善されるだろうか。
 東洋経済が入手した豊橋市の調査資料には、目を疑うような言葉が並ぶ。
 「くそ、濡れてるじゃないか」、「呪いをかけてやろうか。死んだほうがいい」これは豊橋市が2023年10月に行った関係者への聞き取り調査記録の一部で、ある職員の入所者に対する言動だ。「オムツをしている入所者にその場ですればいいと言った」という証言もある。
 市は、オムツ交換が必要な人を放置して衣類が濡れるほど失禁させたことや、入所者の衣類の袖を縛って手指が動けないようにしたことを虐待と認定した。市への通報内容には次のような記述がある。
 「多動で落ち着きのない入所者を動けないように、車椅子の前輪を上げていた。明らかに危険」
 「ベッドを壁につけ、反対側には2点柵を付け降りられないようにした」
 時期は「16年前」とあるが、「入所者の顔から流血し、床に血液の付いた足跡があった」という通報内容もあった。
     【委員会での意見】
  ・個人で抱え込みすぎず、ユニットで相談する。ユニットで解決できない時は、会議等で相談できる場を設けず
  ・時間のゆとり・人員配置の考慮
  ・他業種からの転職・無資格によるスキル不足、職員教育の徹底
  ・入居者様に対しての言い方、言葉遣い
     【ご意見】
  (C様)・昔は、学校の先生から頭を叩かれて注意されることが、日常的に行われていたが今は違う。昔と比べて、敏感になったと思う。
  ・周りも敏感になっているではないかと思う。受け止め方も個人で違うので、一概に虐待としてしまうと職員も大変だと思う。
  (D様)・自分でも経験しているから、大変さがわかる。自分で看れなくなったから、みてもらってありがたいと思う。

   ②令和6年6月12日(水)
    <身体拘束・虐待についての勉強会>
  介護現場の「言葉の暴力」の実態とは?
  一般的に「言葉の暴力」にかっきりとした定義はありません。受け手の感じ方により言葉の暴力ととられるケースもあります。
  例えば、下記の様な言葉は「言葉の暴力」にあたるので、注意しましょう。
  ・あきらかな暴言
  ・上から目線での言葉
  ・侮辱するような言葉
  ・利用者を委縮させるような言葉
  ・相手の存在を否定するような言葉
 こうした言葉は、利用者の心に傷を与える可能性があります。職員個人の問題だけでなく、職場全体の 問題として捉えて対策していきましょう。
  起こりやすい「スピーチロック」について{言葉に関連して、介護現場で注意すべきなのがスピーチロックです。スピーチロックとは、介護現場で起こる「3ロック」のひとつで、言葉で相手の行動を制限する行為です。
   【ご意見】
   (C様)・スピーチロックと言うんですね。「何分待っててね」…待っていても来ない…こともあるかも。
   (D様)・言葉の使い方…強い口調。優しい口調での伝え方もあると思う。
   (F様)・「何分待っててね」と言われても、待たされるのは嫌だと思う。

4.評価・要望・助言
   家族代表
 (D様)・先日面会をしている時に、ショートステイでお世話になった職員さんが声をかけてくれて笑顔でとてもいい印象を受けました。家族から見ても、嬉しく思いますし、安心できる施設だと思います。
 (C様)・衣替えのタイミングでおばあちゃんの部屋に入ることは可能ですか。
 ご希望のお日にちを伝えていただければ、入室していただいて大丈夫です。

4.評価・要望・助言
    地域包括支援センター
 (印南様)・会議の内容が一辺倒で面白くない。いろいろな前向きな取り組みや、地域との交流、職員の頑張り等の報告があってもいいのではないか。虐待の話(委員会に対する意見)ばかりで面白くない。消防訓練の様子とかも見てみたい。


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